用語集

ABC

FOIT

Web フォントで、フォントデータの読み込みに時間がかかる場合、テキストがずっと表示されない状態になる問題のこと。Flash of Invisible Text の略。

FOUT

Web フォントで、フォントデータが読み込み完了しフォントが入れ替わるときに、テキスト表示のチラつきやページレイアウトのガタつきが生じてしまう問題のこと。Flash of Unstyled Text の略。

GPOS

OpenTypeフィーチャーにおいて、グリフの位置を動かして調整するもの。kern(カーニング)など。

GSUB

OpenTypeフィーチャーにおいて、グリフを置き換えるもの。liga(欧文合字)など。

ProN(文字セット)

プロフェッショナルの商業印刷に対応するためにグリフが追加された日本語文字セットAdobe-Japan1-4で、且つJIS2004字形を採用したもの。

OpenType(フォントフォーマット)

マイクロソフト社とアドビ社により開発されたフォントフォーマット。タイププロジェクトの提供しているリテールフォントは、すべてOpenType。

x-height(エックスハイト)

文字通り小文字「x」の高さを由来とする用語。書体設計における小文字「acexz」などの高さの基準。

Webフォント(Web font)

フォントデータをインターネットから読み込み、
Webページ上のテキストをそのフォントで表示することができる技術。

Adobe-Japan1(文字セット)

アドビ株式会社が日本語フォント用に定めた文字セット規格。
2021年8月現在ではAdobe Japan1-0から1-7まで定義されている。

CJKフォント(CJK font)

中国語(Chinese)、日本語(Japanese)、韓国語(Korean)の3言語に対応したフォント。

StdN(文字セット)

標準的な日本語文字セットAdobe-Japan1-3で、且つJIS2004字形を採用したもの。

足 (Ashi, “feet”)

部首のうち、漢字の下側に位置するものの総称。

ウエイト(Weight)

フォントの太さや細さ。
タイププロジェクトではフォント名に「L、R、M、B、Blk」などを付けて表示している。

ゴシック体(和文書体の分類における)(Gothic typeface)

書体の一種。 ストロークがほとんど一定の太さで、小さめの装飾がつくこともある。

構(Kamae)

部首のうち、漢字の内部を包むように位置するものの総称。

冠(Kanmuri, “crown”)

部首のうち、漢字の上側に位置するものの総称。

カウンター(Counter)

筆画に囲まれた内側の空間。

主に欧文タイポグラフィの文脈で用いられるが、漢字や仮名の「フトコロ」にも通じる概念。

コーポレートフォント(Corporate font)

企業のブランドイメージを統制するために制定されたフォント。

漢字(Kanji)

中国で生まれ、周辺の諸言語でも用いられる表意文字。
「永東愛」など。

カタカナ(Katakana)

漢字の一部をとり成り立った日本語特有の表音文字。
「アイウ」など。

仮名(Kana)

漢字(真名)を元に発生した、日本語の表記に用いられる文字。
現代では主にひらがなとカタカナを指す。

漢字仮名交じり(Written in kanji and kana)

漢字・ひらがな・カタカナを混用する表記方法。
この文章も漢字仮名交じり。

組版(Typesetting)

活字や図を組み合わせて紙面を構成する作業。またはその版面。

括弧(Parenthesis)

主に対で使用し、文字や文章を囲って区別する約物。
「」『』()など。

小書きの仮名(Kana in small script)

よう促音などを表す。
「や」に対して「ゃ」のように小さく表記した仮名。

句読点(Punctuation mark)

文中や文末で使用し、文章の区切りを示す約物。
「、。」など。

グリフ(Glyph)

フォントに含まれる文字またはその形状。
全角「ア」と半角「ア」のように同じ文字でも複数のグリフを持つこともある。

仮想ボディ(Imaginary body)

各グリフをデザインする四角い枠。

起筆(Beginning of a brushstroke/pen stroke)

文字を構成する線の書き始めの部分。

楷書(Block style)

書体の一種。文字を崩さずに一画一画を明確に書く。
現代日本では学校教育で習う標準的な書き方。

セルフホスティング(Self-hosting)

Webフォントにおいて、Webサイトの制作者がフォントデータをサーバー上に配置し利用すること。

字面(Type face)

仮想ボディより一回り小さい枠。
文字の大きさを揃える目安にする。

終筆(Ending of a brushstroke/pen stroke)

文字を構成する線の書き終わりの部分。

字形(Character shape)

書き表された文字の形状。

字幅(Character width)

文字の左右の幅。

サンセリフ体(Sans-serif typeface)

書体の一種。
装飾のないストロークが特徴。

ディセンダー(Descender)

ベースラインより下に出た部分。小文字「gjpqy」などはディセンダーをもつ。

プロポーショナル(Proportional)

「等幅」の対概念で、グリフによって文字幅が異なるもの

垂(Tare)

部首のうち、漢字の上側から左下にかけて位置するものの総称。

種字彫刻師(Punchcutter)

種字を彫る職人のこと。種字とは活版印刷に用いる金属活字のもととなる凹状の型を作るための、さらにもととなる型のこと。文字部分が凸状になっている。機械による彫刻が普及する前は全てひとの手によって原寸大、左右逆字で彫刻された。

ツメ情報(Kerning information)

それぞれのグリフやグリフ同士の組み合わせに対して入れる文字間調整用の情報。

縦組み(Vertical typesetting)

文字を縦方向に並べる組版。
日本語では文字を上から下、行を右から左に進める。

繞(Nyou)

部首のうち、漢字の左側から右下にかけて位置するものの総称。

ヒント(Hinting)

フォントのアウトラインを低解像度で描画する際、太さや高さなど、文字の形状が適切になるようにする技術や情報のこと。

ベジエ曲線(Bézier curve)

コンピューターグラフィックスで曲線を描く際によく使われる、曲線の数学的な表現。始点・終点(アンカーポイント)に加え、曲がり方を操作する制御点(ハンドル)からなる。Bézier曲線、ベジエ曲線とも呼ばれる。

ベースライン(Base line)

欧文の基準線。大文字「ABC」などの底辺を通るライン

偏(Hen)

部首のうち、左側にあるものの総称。

フトコロ(Futokoro, “inside space between strokes”)

文字を構成する筆画同士の間の空間。

ひらがな(Hiragana)

漢字を書きくずして成り立った日本語特有の表音文字。
「あいう」など。

部首(Radical)

漢字の一部分。
「水、糸、木」といった意味による分類、「偏、旁、冠」といった位置による分類などができる。

ベタ組み(Solid typesetting)

仮想ボディを詰めたり開けたりせずに文字を並べる組版。

ファミリー(Family)

同じコンセプトの下に一貫性のあるデザインで制作された書体のグループ。
グループ内ではウェイト、字幅、傾斜、コントラストなどの異なるバリエーションを持つことが多い。

明朝体(Mincho typeface)

書体の一種。
太い縦画に細い横画、三角型の装飾「ウロコ」などが特徴。

約物(Yakumono)

組版で使われる文字数字以外の記号類(句読点や括弧など)の総称

横組み(Horizontal typesetting)

文字を横方向に並べる組版。
日本語では文字を左から右、行を上から下に進める。

ラテンアルファベット(Latin alphabet)

英語含む多くのヨーロッパ言語を中心に用いられる表音文字。

ローマン体 (Roman typeface)

書体の一種。
ストロークの端に着く装飾「セリフ」などが特徴。

和文(Japanese)

日本語の文章。またはその表記に用いられる文字。

ワードスペース(Word space)

語句と語句の間に入れて区切りを示す空白。

分かち書き(Leaving space between words)

ワードスペース(空白)で語句の区切りを示す表記方法。