Webフォントの最適化07「利用しない情報の削除」

Webフォントの最適化04「サブセット化」では、利用しない文字を削除することでファイルサイズを削減しました。この他にも、利用しない情報を削除することで、ファイルサイズを削減できます。効果的なものとしては、GPOS・GSUB・ヒントです。

詰め組など GPOS を用いた表現を利用しない、縦書きやリガチャといった GSUB を利用しない、特定の環境やデバイスに向けた配信でヒントを利用しない、といった場合はこれらの情報を削除してもよいでしょう。

フォント配信サービスの中には、利用しない機能を削除したうえで配信してくれるものがあります。手動で行う場合、フォントが正常に動作しなくなる可能性もあるため、機能をよく理解したうえで判断する必要があります。

また、これはフォントファイルの改変にあたるため、フォントのライセンス・権利関係をクリアにしておく必要があります。

(LN)

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